DX化社会を踏まえた経営ビジョン・ビジネスモデル

増加する「エゾシカが関係する交通事故」、高まる事故発生時ロードサービス需要

札幌を中心に北海道では「エゾシカが関係する交通事故」が昼夜を問わず年々増加している。令和4年の発生件数は4,480件(前年比+471件)で、6年連続で最多記録を更新。北海道が調査を開始した平成16年の3.8倍となった。

そして、弊社が存在する札幌方面での発生が最も多く(全体の41.6%)、次いで釧路方面が多い(全体の26.9%)。つまり、事故発生時のロードサービスへの需要が増加している現状だ。弊社でも令和4年の年間出動件数は50件を越えているが、まだまだ対応できず、お断りするケースも100件以上あった。

「エゾシカが関係する交通事故」の増加≒ロードサービスへの需要増加であり、先述した上記の強みを更に強化するためには、24時間対応できる体制を電話・ファックス・メールといったアナログ的手法からより迅速な対応とサービスの向上を意識しデジタル化が必要と認識している。

そこで、弊社のDX化における最初の取り組みでは、ロードサービスにおける配車指示、作業報告、請求業務をDX化し、業務プロセスの改善と効率化する取組を行う。